2006.06.20 UP
「子どもの歯磨き」編
子どもが歯磨きを嫌がるということをよく聞きます。
みなさん、大変苦労をなさっている模様。
「嫌!」の理由は年齢によってさまざまでしょうが、歯磨きを嫌がるからしないというわけにはいきません。だからって毎回の格闘も気が滅入ります。
まず、子どもの側に立ってみましょう。嫌がる当然の理由はないですか?
歯ブラシのサイズはお子さんに合っていますか?力いっぱい磨いていませんか?
歯と一緒に歯ぐきも道連れにしていませんか?
タイルの目地じゃないんだからごっしごし磨けばいいってもんじゃないですよ。
盲点は歯ブラシを持っていない方の手。ほっぺを強く引っ張ったりしていませんか?歯科医師にご相談ください。悲劇的な儀式にならない歯磨き方法をお教えします。
歯磨き技術の向上を図るのも解決への道。技術的な問題をクリアしているならば、歯磨きのタイミングを考えてみてください。遊びの中断していませんか?もう眠いのに「歯磨き!」ってことありませんか?歯磨きを日課に組み込むにはそれなりのタイミングってものがあります。
お父さん、お母さんがおっかない顔していませんか?
「歯磨きしなきゃ虫歯になって・・・・」と説教していませんか?
虫歯の痛みを知らない子に「虫歯になったら・・・」という仮説は無駄ですよ。小さな子どもにとって歯磨きは親とのスキンシップをする楽しい時間じゃなきゃ~(^^)
いきなり完璧じゃなくてもいいですよ。うまくいかない時はイライラしちゃいますけどね。徐々にできるようになればいいのですよ。今日、できたことは明日もできる。今日、できなかったことは明日できるかもしれない。
これっくらいアバウトにいきましょうよ。