2006.07.20 UP
「子どもの歯ブラシ」編
子どもにはどんな歯ブラシが良いか?
本当のところ、私にはわかりません。
サイズさえ合っていればなんでもよろしいのではないでしょうか?
まだ幼い我が子がアンパンマンに惚れたころは確かにウチにはアンパンマンの歯ブラシがあった。セーラームーン(古!)に心酔した頃にはそれがあった。なんとかレンジャーというのもあったなぁ。
歯科医師の私でもこれですよ。
結局なんでもいいんです。小さい子どもが持つ歯ブラシは子どもの気に入ったキャラクターで。
拘ったのは「親が子どもの歯を磨く時に使う歯ブラシ」だけです。月齢、年齢に合わせて使い分けました。
仕上げ磨き用として今はいろいろな歯ブラシがあります。使いやすさと子どもの月齢、年齢を考えてお使いいただければ良いかと思います。
「子どもの歯磨きペーストは何が良いか?」これは意外と難関みたいですね。なんでも良いというわけにはいかないことが多いようです。
私のクリニックに通う子どもの歯磨きペーストを嫌う理由の第一位は「からい」です。この「からい」はいわゆるスースーする成分のことを指しているようですね。
第二位は「あわあわ」 口があわで一杯になっちゃ苦しいって!
現在のペーストにはフッ素が配合されております。小さいときからペーストに慣れておくのは良いことだと思います。
子どもの言う「からい」成分がなく、「あわあわ」にならない歯磨きペーストがありますので、年齢とともに段階的に使っていき、将来「ふつうの歯磨きペースト」が使えるように工夫してみることをお勧めします。