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2009.12.18 UP

「大きくなったら」編

Sophie' NEWS LETTER思い返せば人生の岐路はあちこちにあったような気もするし、重要な岐路なんてあんまりなかったのかもなぁと相矛盾することが脳をよぎる。

長女が幼い時、大きくなったら「眠れる森の美女」になりたかった。
小さな女の子にはよくある話。
次女は最初、「雪だるま」になりたかった。次いで「コンクリートミキサー車」になりたかった(運転するひとじゃなく車本体だよっ)
そのうち「大工さん」になりたくなって、夢は「棟梁」に昇格し、どこで覚えたんだか「宮大工」になるっ!とまで言い出した。

さて白昼夢を楽しんでいた女子中高生たちはそろそろ現実が見えてきた模様。
「やりたいこと」「好きなこと」だけでは生きていけないことも理解している。
次女はあれだけ怪しいことを言っていたわりにすんなり将来の職業を決めた。
長女は怪しいことを言わなかった代わり(?)になかなか夢と現実の狭間から抜け出せない。
岐路に立った子どもがめいっぱい悩むのは見ていて楽しい。

理系VS文系という乱暴な括りでカリキュラムを選択させるのにはいささか抵抗があるが、決まりなので傍観。
完全文系な思考回路の私はなぜか理系の世界の端っこにぶら下がってる。
人間の能力なんてわからんものさ(^^)なんとかしようと思えばなんとかなるもんだ。
私は歯科医師になっていなかったら何になっていたのかしら?と子どもを眺めながら妄想するのもまた楽し。

「おじいちゃんは大きくなったら何になるの?」とかっわいい~笑顔で尋ねた長女。
私の親父は答えた。
「ん?大きくなったらかい?大きくなったらおじいちゃんは仏さんになりますよ」

あれから14年、長女は人生の岐路に立ち、親父は生き仏になっている。

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