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小児歯科編

保護者から寄せられる代表的な質問です。

  1. 生えてきたばかりの永久歯が黄色いのですが??

    永久歯の象牙質は乳歯よりも有機質が多いのでエナメル質を通して黄色味が強く見えます。
    中にはエナメル質に問題のある場合もありますので心配でしたらご受診ください。

  2. 子どもの歯に隙間が多いのですが、大丈夫でしょうか?

    生え始めは隙間があって当たり前ですので心配いりません。生え揃う途中で閉じてきます。
    20本の乳歯が生え揃って糸切り歯の前後に隙間があるのは霊長類にだけ認められる隙間ですので、
    隙間があって正常です。

  3. 1歳6ヶ月になったばかりの子どもですが、噛み合わせが反対だと言われました。 どうしたらいいでしょう?

    1歳半くらいのお子様でしたら、まだ奥歯の噛み合わせがしっかりと確立されていませんので、
    下あごを突き出すような動きをしても異常ではありません。
    乳歯が生えて、噛み合うようになると自然と収まっていくものです。
    乳歯が生え揃って噛めているのに反対??と持ったらご受診ください。

  4. お友達はどんどん歯が抜けているのにウチの子はまだ抜けないんですが?

    個体差がありますのであまり心配はいりません。
    この質問は早生まれの子どもを持つお母さんから寄せられることが多いですね。
    早生まれのお子さんはほぼ1歳違うのですから、気にしなくていいですよ。
    小さいときの「1歳」ってけっこうな差なのです。

  5. 乳歯が抜けたのになかなか永久歯がはえてきません・・・

    まま、そう焦らずに(^^)
    ほとんどの場合、時期がきたら生えますよ。
    定期的に診ていますので問題があったらお知らせします。

  6. 乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきました。どうしたらいいでしょう?

    永久歯が乳歯を追い越して生えてしまうことは珍しくありません。
    乳歯がグラングランなら待てば自然に抜けます。
    乳歯のグラグラ度合いが少ないようでしたら、来院をお勧めします。
    抜歯するかもうちょっと待つかの判断ができます。

  7. 妊娠中にカルシウムをたくさん摂ると子どもの歯は丈夫になりますか?

    お母さんがたくさんカルシウムを摂ったからって子どもの歯が丈夫になることはありません。
    バランスの良いお食事を心がけてください。

  8. 子どもの口臭が気になるんですが・・・

    たいていの場合、お口の衛生状態が悪くなっていることに起因します。
    歯がきれいに磨けていますか?
    歯磨きをして歯ぐきから出血しませんか?
    未処置の虫歯はありませんか?虫歯の穴に食べ物が詰まって残っていませんか?

    また、唾液が少なくなっている起床時や鼻づまりなどの原因で口呼吸になり、
    お口の中が乾燥している場合にも口臭が強くなります。

  9. 指しゃぶりがやめられませんがどうしたらいいでしょう?

    一般的に乳児の指しゃぶりは生理的なものですので放置して良いでしょう。
    3歳~4歳くらいになったら徐々に指しゃぶりをしない方向に導いてあげてください。
    3歳以上の子が指しゃぶりをするのは、精神的な不安を解消するためといわれています。
    指しゃぶりを咎めたり、脅したりしてはいけません。
    辛子を塗るもの絶対にだめですよ。指しゃぶりをしなかったら誉めてあげるくらいの態度でけっこうです。
    具体的にはその子の個性、性別、年齢によってさまざまなアプローチのしかたがありますので
    歯科医師にご相談ください。

    ちなみに、私の長女は「特製ちゅぱ指輪」で4歳の誕生日前に指ちゅぱを卒業しました(懐)

  10. 子どもが仕上げ磨きをさせてくれないんですが・・・

    毎日の臨床でこの相談の多いこと!多いこと!
    どんな育児書にも親が「仕上げ磨き」をと記載されているみたいですね。
    でもみなさん、うまくいってますか?
    歯磨き方法の技術的な問題をクリアしているのにもかかわらず嫌がる。
    実は仕上げ磨きという言葉には落とし穴が潜んでいます。

    子どもの立場になってみるといかがかしら?
    歯を磨きなさいと言われて、磨いたさ。なのにまたお母さんが磨くなんて!
    しつこいって!

    子どもはある一定の年齢になると「自分で!」が芽生えます。
    自分でやったのにまたオトナが手を出す、口をだす。
    それじゃぁ子どもだってたまらない。
    仕上げ磨きは子どもの歯磨きの後にするから失敗するのよね。
    先に親がさっさかやってしまえばよろし。
    親がちゃんと磨いてあげて、「あとは自分でどうぞ」の方がお互い精神衛生上良い。
    「仕上げ」という日本語に惑わされませんように。

  11. 歯科健診の結果って正確じゃないの?!

    歯科健診で虫歯って言われたから歯医者に連れて行った。ところが虫歯じゃないっていうじゃない!受診料損した!って方がいらっしゃいます。
    保育園、幼稚園、学校等で行う歯科健診と歯科医院でおこなう診察の結果が違うことがあります。
    歯科健診では照明の問題、健診姿勢の問題、歯を乾燥できないなど、診察条件が歯科医院のそれと異なっているために起こるのです。

    私は「虫歯かもしれないなぁ~でも暗くてわかりにくいなぁ」と思ったら「虫歯」としてカウントし、健診結果のお便りに記入します。

    歯科健診で歯のチェックを受け、歯科医院で正確な診察を受けるというようにお考えいただければよろしいかと。

  12. キシリトールって何?

    歯科的観点から砂糖の代替品として適当であると考えられています。
    キシリトールには虫歯菌の活動を弱める力があることがわかっています。
    また、キシリトールガムなどは噛むことによって唾液の分泌を促し虫歯予防の補助として有効であるといわれています。

    おこさんのおやつを買うときには、成分表示をご覧になってキシリトール100%を確認してくださいね。

  13. フッ素って何?

    フッ素入り○○、フッ素配合△△。歯科医院でフッ素塗布を。
    日常、身近になったこの「フッ素」
    虫歯予防にとても貢献してくれるものです。ただし、塗ったからといって虫歯にならない魔法の薬ではありません。
    歯の質を強くする働き+虫歯菌の活動を抑えるという2大特徴があります。
    一度塗れば良いというものではなく、長期にわたり、繰り返し塗布することで効果が得られます。
    塗布の間隔は年齢、虫歯のリスクの高さなどの個人の条件によって違ってきます。

    フッ素塗布は原則的に自費診療となりますので、予約時に値段を聞いておくのがよいでしょうね。

  14. フッ素は何歳から?

    うすい歯科クリニック基本的には歯が生えたらフッ素塗布の開始です。
    しかし、杓子定規に考えなくても大丈夫です。
    歯科医院に慣らすくらいのつもりで初めてのお誕生の前に受診してみましょう。

  15. 乳歯の虫歯は治療しなきゃだめ?

    「虫歯」は放っておいて治るものではないので原則的には治療が必要でしょう。
    ただし、ごく初期の虫歯は経過観察にすることもあります。
    また、治療がどうしてもできない子どもは一時的に進行を遅らせて、できるようになってから改めて治療という流れも考えられます。
    乳歯なんかどうせ抜けるから治療しなくても良い!という考えの保護者もまだおられます。確かに「どうせ抜ける歯」ですが、一度も痛くならないで生え変わるのはかなり幸運でしょう。痛くなってからの治療は子どもにとって(オトナでも)大きなストレスになってしまいますね。

  16. 歯磨きは何歳から?

    歯が生え始めたら歯磨きの開始です。といっても2~3本の歯をごしごし!なんていうのはやめましょう。
    歯ブラシに慣れる、他人が自分の口に干渉するということを訓練する気持ちで
    下の歯が生えたらお始めください。
    ウチの子・・・歯磨きすると嫌がって泣くんですが・・・
    いろいろな原因が考えられます。
    お母さんの力加減、歯ブラシの使い方、歯磨き時の子どもの姿勢、歯磨きのタイミング、子どもの年齢。ご相談ください。解決方法を提示します。

  17. おやつってどんなものが良い?

    「食べたら磨く」ができれば本当のところは何でも良いのではないでしょうか?
    口の中にいつまで~もあるおやつより噛んで飲み込むおやつがよいのでは?と思います。甘味成分がキシリトールの商品も多くなってきていますので、成分表示をごらんになって決めるのも良いのではないでしょうか。

  18. ウチの子、泣いて暴れるんですが治療できますか?

    できません。
    暴れている状態での治療は大変危険です。
    当院では緊急事態を除き、一方的な治療をしない主義です。
    なぜ、怖いのか、泣くのか、暴れるのか原因を突き止めて、慣らしながら治療へと導いていきます。来院初日に治療ができない子どもは珍しくありません。
    保護者の方のご理解と根気が必要ですね。家庭と歯科医が一体となって向き合う必要があります。焦るに勝る妙案なし(^^)
    泣き叫んだ子供達も、例え3歳でも、治療の説明に納得することで、今では、頑張って歯磨きし、また治療にチャレンジしております。
    ちなみに、頑張ったお子さんには、拍手喝采・・・ご家庭でも思いっきり褒めてあげて下さい。